肩の痛み

【肩こり解消の基礎】普段の生活から抑えておきたいポイント

『オフィスワークで肩こりがひどい』

『肩こりを解消するために、具体的になにをしたらいい?』

肩こりは、日本人の国民病と呼ばれるほど、日本人が日常的に痛みや不快感を感じている症状のひとつです。

日常的な症状になっているため、「肩こり程度」と放置してしまう方も多く、悪化してから解消方法を模索する方がほとんどです。

そこで今回は、肩こりの解消、予防として普段の生活から抑えておきたいポイントについて紹介していきたいと思います。

生活習慣をみなして、肩こりを解消をする

肩こりは肩や背中、首の筋肉が過度に緊張し、血行不良になることが原因で起こります。

血行不良の要因として普段の生活習慣が大きく関わっており、肩こりの解消や、予防をするためには、日々の生活習慣を見直す必要があります。

取り組みやすい項目から、是非取り入れてみてください

長時間同じ姿勢にならないようにしよう

仕事に集中すると時間を忘れ、長時間同じ姿勢で業務を行ってしまう方は多いのではないでしょうか?

長時間同じ姿勢を続けていると、筋肉は緊張し血行が悪くなり、肩こりに繋がってしまいます。

仕事に集中するのは良いことですが、身体に不調が出ては、自身のパフォーマンスを発揮し続けることが難しくなります。

仕事の合間にすこし席を立ったり、ストレッチを行うなど、意識的に身体を動かし血行を促すようにしましょう。

会社で出来る簡単ストレッチ

会社でも簡単にできる肩や背中の筋肉を動かすストレッチを紹介します。

1分ほどでできますので、仕事の合間に行ってみてください。

○首すくみ運動【10秒 × 2〜3セット】

①両肩をすくめるようにして持ち上げて、10秒キープします。

②その後、一気に力を抜いて肩を落としましょう。

※この時、猫背にならないように注意してください。

○肩甲骨回し【左右3〜5回ずつ】

①背骨を伸ばし目線を水平に保ちつつ、両手前に出します。

②手のひらを上に向けて、手の先で肩に触ります。

③両肘で身体の横で円を描くイメージで回していきます。

④3〜5回おこなったら、反対回しを行っていきましょう。

運動を取り入れて、肩こりを解消しよう

運動不足の状態が続くと、身体の筋力は徐々に低下し身体を支えることが難しくなってきます。

身体を支えるために、常に筋肉が緊張している状態になってしまうため、肩こりを起こしやすくなるのです。

運動を行うことで筋力も維持され、身体のバランスも安定し、身体の血行はよくなるため肩こりが起こりにくい身体になってきます。

しかし、いきなり激しい運動をしようとすると、長続きしません。

まずは、15〜20分程度の散歩を週に2〜3回、3ヶ月継続することを目標に始めてみましょう。

なかなか時間が取れないような方は、歩く時は少し速く歩いてみたり、無理しない程度に階段で移動するなど、生活の中で運動をいれてみてください。

身体をあたためリラックスできる時間を作ろう

風呂桶

お風呂は出来るだけ湯船に入りリラックスする時間を作りましょう。

肩こりは肩や首、背中の筋肉が過度に緊張し、血行不良を起こしている状態です。

そのため、湯船に入りゆっくり身体を温めることで、血行は促進し肩こりの解消に繋がります。

またストレスも肩こりの要因の1つなので、リラックスできる時間をつくることは大切です。

仕事で疲れて、シャワーで済ませたいという方も少なくないとは思いますが、湯船に入る習慣をつけるようにしましょう。

根深い肩こりはプロに頼ろう

慢性的な肩こりの場合、セルフケアだけでは改善されないことも多いです。

肩こりが長期間続くようであれば、休みの日に整体院などでマッサージを受けにいくことをオススメします。

自分ではケアできない筋肉にもアプローチしてくれますし、改善に向けたアドバイスもしてくれるはずです。

定期的にマッサージを受けつつ、自身でもセルフケアを心がけることで肩こりは解消し、肩こりになりにくい身体になってくるでしょう。

肩こりの症状が強い場合は病院の受診しよう

肩こりは日常的な症状であるために、「たかが肩こり」と病院の受診をしない方も少なくありません。

しかし肩こりが悪化すると、めまいや嘔吐、頭痛など様々な症状が引き起こされます。

また肩とは関係のない内臓の疾患のサインである可能性もあるので、急に肩に痛みがでたり、その他の吐き気、めまいなどの症状が現れたら、1度病院を受診するようにしてください。

まとめ

そこで今回は、肩こりの解消・予防として普段の生活から抑えておきたいポイントについて紹介してきました。

誰にでも出来るようなことばかりだったと思いますが、実際に行ってみると面倒だったり、忘れてしまうことも多いです。

少しずつ、自分の身体と向き合う時間を増やすことで、肩こりは解消されていくはずです。

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