肩の痛み

【慢性的な肩こり】注射を使う治療が怖いの方へ

診察を行う医師

『慢性的な肩こりで注射での治療を進められたけど...』

慢性的な肩こりや、マッサージなどを継続しても、なかなか改善しない方には、注射を使った治療を勧められることも少なくありません。

しかし未経験の方にとって注射を使った治療は、痛みが強いイメージがあり、抵抗を感じるものです。

そこで今回は、慢性的な肩こりの治療に使われるトリガーポイント注射とハイドロリリース注射について紹介していきたいと思います。

トリガーポイント注射とは

腰を診察する医師

トリガーポイント注射とは、肩こりなどによって痛みが出る場所(トリガーポイント)に局所麻酔薬を注入し、一時的に神経を休ませる治療法です。

一時的に神経を休ませることで、身体の痛みが慢性化する仕組み『痛みの悪循環』を断ち、肩こりの改善につなげることができます。

治療と並行し、リハビリやストレッチなどを組み合わせることで、筋肉を正常に戻していきます。

慢性的な痛みの仕組み、痛みの悪循環とは

慢性的な痛みは以下のような悪循環によって発生しています。

  1. 身体は痛みを感じる
  2. 痛む場所に血管が収縮し筋肉が緊張する
  3. 血行が悪くなり、必要な酸素や栄養が不足する
  4. 痛みを起こす物質が溜まり、痛みを引き起こす

この悪循環を繰り返すことで、なかなか痛みはとれず症状は慢性化していきます。

トリガーポイント注射を行うことで、①の段階の痛みを取り除き、血行を良くすることで、溜まった痛みを起こす物質を洗い出し、悪循環を改善していきます。

そのため局所麻酔は1週間程度で効果は切れますが、注射前に比べ、肩の痛みは軽減しています。

トリガーポイント注射の副作用・危険性は?

トリガーポイント注射の副作用はほとんどありません。

ごく稀に、神経に局所麻酔が影響し、注射後にしびれやだるさの症状が出る方もいますが、数時間で症状はなくなります。

また、トリガーポイントは簡単な手技に分類されるため、病院やクリニックによっては、専門医以外の方がおこなうことがあります。

医師の技術不足により、血管に麻酔薬が注入されることで、めまい、ふらつき、低血圧などが起こる場合があるので、信頼のできる病院、クリニックで行うようにしましょう。

ハイドロリリース注射とは

問診する医師

ハイドロリリースは、トリガーポイント注射では解消しきれない方に対して、ステップアップをした治療になります。

肩こりは、筋膜の癒着による血行不良が要因となり、発生していることがほとんどです。

ハイドロリリースでは、エコーで筋肉や周辺の組織の状態を確認しつつ、筋膜の癒着が起きている場所に生理食塩水を注射し、筋肉の癒着をはがしていく治療法です。

筋膜の癒着を改善することで、筋膜の動きは良くなり肩の痛みや可動範囲を改善していきます。

トリガー注射と違い、エコーで注射位置を確認するため、奥にある筋膜の癒着を狙うことができるのは利点の一つです。

エコーで確認しつつ注入していくため、1箇所10秒〜1分ほど時間がかかることがあります。

ハイドロリリース注射の副作用・危険性は?

ハイドロリリース注射は生理食塩水を使用するため、副作用はほとんどない治療法です。

ただハイドロリリースはエコーを見つつ針を刺していくため、10秒〜1分刺し続けることがあります。

長時間、針を刺し続けることで、痛みと緊張から迷走神経反射が起こり、一時的に脳への血流が悪くなることが稀にあります。

このような迷走神経反射を起こる可能性を除けば、薬物も使用しないためトリガーポイント注射より安全といえる治療法です。

肩こりの注射治療は保険適用されるのか?

注射での治療は基本的に保険適用で受けることができます。

トリガーポイント注射の場合は、保険適用で自己負担240円ほどで受けられるようです。(別途、診察料等あり)

1週間〜10日に1回の治療が目安となっており、3〜5回ほど継続的に行うことで症状の改善がみられることが多いため、金銭的な不安も少ないでしょう。

ハイドロリリースの場合は、保険適用で自己負担2000〜3000円ほどで、症状などによっても料金は変わってくるようです。

また保険診療での治療は、1回の治療で1箇所しか行えないため、複数の場所に治療が必要の場合、日をかえて治療を行っていく必要があります。

治療を行うまえにあらかじめホームページなどで確認したり、かかりつけの先生から説明をしっかり受けるようにしましょう。

まとめ

今回は、慢性的な肩こりに使われるトリガーポイント注射とハイドロリリース注射について紹介していきました。

未経験の方にとっては、注射での治療は抵抗を感じるかもしれませんが、長年肩こりで悩んでいた方が、治療を受けて改善していった事例も多くあります。

慢性的な肩こりでお悩みの方は、1度治療を受けてみてはいかがでしょうか?

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