産後骨盤矯正

【知っておくべき】産後骨盤矯正の4つの効果

『産後の骨盤矯正って必要?』

『具体的にどんな効果があるの?』

女性は妊娠をすると「リラキシン」というホルモンが分泌され、骨盤周辺の靭帯や筋肉が緩み、骨盤が開くことで出産しやすくなるように身体が変化します。

出産後、骨盤は徐々に閉じてきますが、産後6ヶ月までは骨盤が不安定な状態が続くため、歪みやすく、その歪みが原因で腰痛などの症状が起こることも少なくありません。

そのような症状を抑えるためには産後の骨盤矯正が効果的です。

今回は産後骨盤矯正の効果について解説していきます。

 

産後骨盤矯正の効果

産後の骨盤矯正では、大きく4つの症状の改善に期待できます。

・腰痛などの痛みを緩和する

・尿漏れの改善する

・ぽっこりお腹を改善する

・代謝や免疫力が改善し太りにくい身体に

 

腰痛などの痛みを緩和する

産後の骨盤が不安定な状態で生活をしていると、正しく筋肉を使うことが出来ず、歩き方や姿勢が悪くなってしまう傾向にあります。

その動きや姿勢を補うため、腰や関節、軟骨などに過度な負荷がかかってしまい、腰痛や恥骨痛、関節痛などの症状が引き起こされてしまうのです。

骨盤矯正を行うことで、骨盤を正しい位置に戻し身体のバランスが整うため、腰痛などの身体の痛みの緩和に期待ができます。

 

尿漏れの改善

出産した方のほとんどは、出産時にかかった身体への負担や、骨盤の歪みの影響によって、尿漏れをしやすい状態です。

排尿のコントロールは括約筋という筋肉が行なっていますが、骨盤が歪むことで広がってしまったり、出産時の疲労で力が十分に入らず、尿漏れを起こしてしまいます。

そのため骨盤矯正を行い、筋肉の機能を正常にすることで、尿漏れの改善に繋がります。

 

ぽっこりお腹の改善

出産後の骨盤が緩んだ状態は、内臓(胃や腸など)が下に降りやすくなるため、下腹部がぽっこりと出てしまうことも少なくありません。

産後に骨盤矯正を行うことで、内臓の下降を防ぎ、ぽっこりお腹の改善に期待ができます。

また出産後は骨盤が緩んでいる時期だからこそ、矯正を行うことでお尻周りなどが妊娠前よりも小さくなる可能性もあります。

 

代謝や免疫力が改善し太りにくい身体に

骨盤の歪みを矯正することで、身体のバランスが整うだけでなく、内臓の位置も正常に戻るため、身体の代謝や免疫力の向上、血行不良の改善に繋がります。

代謝を改善することで、身体が燃焼するエネルギー量も増えるため、太りにくく痩せやすい身体となり、妊娠前のような体型に近づくでしょう。

 

 

骨盤の歪んだ状態を放置していると・・・

出産後、骨盤は徐々に閉じてきますが、ホルモンの影響で不安定な状態であるため、日常生活の少しの動作でも骨盤の位置は歪んでしまいます。

このような状態を放置してしまうと、腰痛や関節痛などが慢性的に続いたり、妊娠前の体型に戻らないだけなく、O脚や下半身太りの原因にもなってしまうのです。

 

 

産後骨盤矯正の効果的な期間は?

産後骨盤矯正の効果的な期間は、産後2ヶ月〜6ヶ月です。

骨盤周辺の靭帯や、筋肉を緩めさせているホルモンのリラキシンは、産後6ヶ月まで分泌されているため、骨盤の矯正しやすい効果的な期間とされています。

産後7ヶ月以降に骨盤矯正を行なっても効果はありますが、元の状態に戻るには時間がかかってしまいます。

 

 

まとめ

今回は産後骨盤矯正の効果について解説してきました。

出産後の身体は自分が思っている以上にデリケートになっています。

骨盤矯正を行う場合は、しっかり体調が回復してから行うことが重要です。

また、普通分娩・帝王切開など出産方法によっても開始時期は異なるので、まずは担当の医師に確認を行なった方が良いでしょう。

 

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