起立性調節障害

【起立性調節障害】親が大切すべき子どもとの接し方

2月 28, 2022

『子どもが朝起きれずに不登校ぎみになってしまった...』

『学校に行かないことを怒ってしまい、口も聞いてくれない...』

『どのように子どもと接したらいいんだろう。』

起立性調節障害は自律神経の乱れから、起きた時に身体がだるかったり、頭痛や腹痛などの症状が出てしまい、学校に登校できなくなるケースも少なくありません。

子どもが、いきなり朝起きれなくなり、不登校の状況が続くことは、親御さんにとっても不安やストレスを感じるでしょう。

しかし、学校に行かせるために強い言葉で怒ることは、子どもにストレスを与え、家族関係を崩し、症状の悪化に繋がります。

そこで今回は、親が起立性調節障害の子どもと接する時に大切にすべきことについて解説していこうと思います。

起立性調節障害の子どもと接する時に大事なこと

この病気で辛いことは、症状による身体的な辛さもありますが、周囲の人に理解されないことや、他の子どもと自分を比べ劣等感を感じてしまうことです。

子どもは大人が思っている以上に、いろいろな事を考え、苦しんでいます。

そのため、一番身近である親の言葉にはとても敏感になります。

親は子どもが安心して病気と向き合えるように、声かけし支援していきましょう。

起立性調節障害のことを理解する

この病気は交感神経(身体を活発にする神経)と、副交感神経(身体を休めようとする神経)のバランスが崩れてしまうことで、様々な症状が現れます。

朝、体調が悪く起きれなくなることや、夜に寝つきが悪くなってしまうことも、病気の特性です。

”身体の病気”であり、子ども本人の力だけでは解決することが難しいことを理解しましょう。

『ちょっときつくても、学校には行きなさい!』

『夜遅くまで起きているから、朝起きれないだけでしょう!』

親からの理解のない言葉は、子どもの心を傷つけ、信頼関係が崩れていきます。

一番身近で頼りにしたいはずの親が、自分を理解してくれないことは、子どもにとって大変悲しく、ストレスを感じることを理解しておきましょう。

子どもに寄り添うことを大切に

『最近、学校とか体調で困っていることはない?』

子どもの辛い気持ちに寄り添った声かけをするように心がけましょう。

しっかりと悩みを聞き、これからどうすればいいのか一緒に考えてあげることが大切です。

『悩み事があれば、私たちもサポートするよ』

親からの支援するという言葉はとても心強く、子どもは安心します。

長い目で改善を見守ってあげましょう

起立性調節障害は、いつ改善するかはわかりません。

適切な支援が行われた場合、軽度であれば、数ヶ月以内で日常生活に支障がない状態まで改善していきますが、翌年、再発する可能性もあります。

学校に登校できないなど、中程度以上の場合だと1年後の回復率は約50%、2〜3年後は70〜80%ほどです。

多くの子どもは「早く直したい!」と考えており、なかなか改善しないことに不安やストレスを感じていると思います。

『大丈夫だよ、ゆっくり治していこうね』など、焦らなくて良い事を伝えてあげましょう。

この病気の改善には個人差があるため、焦らない気持ちが大切です。

支援する親の不安やストレス

『子どもがこのまま症状が改善しなかったら、どうしよう...』

人は見通しがつかない状況になると、必要以上に不安やストレスを感じ、自分を責めてしまいがちですが、そんなことはありません。

起立性調節障害は、身体の病気であり、子ども本人が悪いわけでも、親が悪いわけではないのです。

「不登校になるのは親のしつけが悪いせいだ」などと、侮辱のような言葉をいう人がいた時代もあったため、周囲に相談することは、勇気がいるかもしれません。

しかし、一歩踏み出し、学校や病院に相談することで、見通しのつかなかった状況が変わってきます。

ある親子は病院に相談し、起立性調節障害と診断されたことで、「自分達が悪いわけではなかったんだ」と気が軽くなったそうです。

問題を放置しても改善していきませんが、状況を明確にし、支援を続けていけば良い方向に改善していきます。

学校や病院と協力することで、この子に合った支援を行うことが可能になるので、家族内で抱え込まずに、まずは学校に相談してみましょう。

まとめ

今回は起立性調節障害の子どもへの接し方について解説していきました。

起立性調節障害は、出来ていたことが出来なくなることで、子どもも親も戸惑い、お互い衝突してしまうことがよくあります。

病気の特性や、一番辛いのは子どもであることを理解することが重要です。

声かけする時も『なぜ起きれないのか』ではなく、『なにか悩んでいることはないか』と、家族がサポートすることを、言葉で伝えると子供は安心します。

また、改善するまでの期間には個人差があるので、焦らずに1つ1つ改善していき、長い目で支援していく気持ちも大切です。

周囲に相談し、子どもが笑顔で学校生活が送れるように、学校や病院と連携し、その子に合った支援をしていきましょう。

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