起立性調節障害

【通勤がつらい原因?】大人も発症する起立性調節障害とは?

『通勤時、身体の調子が良くないことが続いている』

『起立性調節障害は、大人でも発症するの?』

『仕事しながら、どのような治療があるのだろう?』

起立性調節障害は、自律神経のバランスが崩れることで、脳への血液の循環もうまく行かず「朝が起きれない」「めまい」「動悸」など様々な症状が発生する病気です。

思春期の子どもに多く発症する病気ですが、ストレスの多い環境にいることで大人になってから発症するケースもあります。

”身体の病気”であるため、本人の気持ちのコントロールで改善していくものではありません。

今回は起立性調節障害の症状や、発症しやすい人の特徴、改善のためのポイントについて紹介していきます。

 

起立性調節障害になったらどうなるの?

この病気が発症した場合、下記のような症状の例があげられます。

  • 朝、なかなか起きることができず遅刻してしまうことが増える
  • 電車通勤時、今まで問題なかったのに乗り物酔いをしてしまう
  • 午前中は調子があがらず、仕事に集中できない
  • 立ちっぱなしの場面で、めまいを頻繁に起こす
  • 階段など、すこし動いただけで動悸や息切れをする
  • 頭痛や腹痛、食欲がないことが増えてきた

これらの症状は、”目に見える症状”ではないため、周囲から理解されにくいことも特徴の一つです。

発症初期は『精神的なものや、季節的なものである』と考えがちですが、身体の病気であるため、放置していても改善していきません。

上記の症状に心当たりがある方は、ODチェックシートを実施してみてください。

https://www.pref.okayama.jp/uploaded/life/604493_5061359_misc.pdf

チェックシートが3つ以上かつ、最近の様子から症状が悪化してきていると感じた場合は循環器内科や神経内科、睡眠外来などを受診し、診断を受けましょう。

 

【真面目は注意!?】起立性調節障害になりやすい人の特徴

この病気になりやすい人の特徴として、『責任感が強く、真面目な方』があげられます。

その理由として、このような性格の方は自分に厳しい方が多く、周囲からのストレスも抱え込んでしまうためです。

過度なストレスは自律神経の乱れを引き起こすため、発症しやすくなります。

性格を修正することは、難しいことだと思いますが、自身がストレスを溜めやすい性格であることを認識し、ストレスとうまく付き合っていく必要がありそうです。

その他の特徴

下記のような方も起立性調節障害の症状が発生しやすい特徴としてあげられます。

  • 昔から朝が弱いと自覚がある方
  • 低血圧の方
  • 気候によって体調を崩しやすい方

これらの特徴を持つ方は、もともと自律神経の働きが弱かったり、血液の循環が良くない可能性があります。

症状が改善しても再発する可能性があるため、治療後も生活習慣や食生活など、注意して過ごす必要があるでしょう。

 

起立性調整障害の改善のポイント

起立性調節障害は、薬での改善が見込めない場合が多いため、まず日常生活の改善から取り組んでいくことが一般的です。

①1日に水分を2L 塩分10gを目安に摂る

この病気を発症している方の多くは循環している血液量が少ないため、量を増やすために積極的に補充をしましょう。

食欲がないからといって、食事を抜いてしまうとその分の塩分が不足してしまいます。

無理をする必要はありませんが、意識して食事を摂るようにしましょう。

②早めに就寝する

自律神経は姿勢にあわせて調節しようとするため、寝る姿勢をとることは活動のリズムを整えるのに有効です。

また寝つきが悪い時は、頭の中で不安に思っていることを考えてしまいがちです。

布団に入る前に、頭の中の不安を全てノートに書き起こしてみましょう。

一度吐き出すことによって、比較的不安な気持ちが軽減されるので、是非試してみてください。

③長時間の立位は避ける

立位が長時間続くと、下半身に血液がたまってしまい、脳にいく血液が不足してしまうため、できるだけ避けるようにしましょう。

通勤中の電車の中など、立つ時間が長くなってしまう時は、足を動かしたり、足をクロスさせると下半身に血液がたまりづらくなり効果的です。

ストレスコントロールをする

自律神経系の疾患は心の影響を受けやすいため、ストレスは症状悪化の要因となります。

現在のストレスの原因が職場にあるのであれば、職場の方にも現状の報告や相談を行い、仕事の量などの検討をしてもらうことも必要になるでしょう。

その際、会社に迷惑がかかると考えてしまいますが、そのままの状況で仕事をすることで症状が悪化してしまうことの方が、会社にとって迷惑になります。

まずはしっかりと相談をし、自身の状況を理解してもらいましょう。

 

まとめ

今回は起立性調節障害の症状や、発症しやすい人の特徴、改善のためのポイントについて紹介してきました。

この病気は症状の程度にはよりますが、自律神経が整うにつれて、改善していくことがほとんどです。

治療をしっかり受けることで、軽度であれば1〜3年で症状は軽くなり、日常生活に支障がでる中等度でも1年後に治る確率は50%、2〜3年後だと80%程度で改善します。

ただ再発の可能性もあるため、自律神経が乱れる生活にならないように注意が必要です。

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