更年期障害を発症してしまった場合、
「風邪でもないのに微熱が続いてしまう…」
「運動もしていないのに体が火照ってしまう…」
と、悩む方が非常に多くなります。
あなたもこのような経験はありませんか?
この記事では更年期障害によって発生する微熱の原因と対策について書かれています。
微熱をなんとかしたいと思っている方はぜひ、ご覧ください。
更年期障害で微熱が起こる理由
更年期障害で微熱が起こる理由は自律神経の乱れが起こってしまうから。
自律神経は内蔵や筋肉をはじめ、体の様々な部分のコントロールをしている神経です。
血管のコントロールもしているため、自律神経が乱れてしまうと以下のような症状が起こりやすくなります。
- 微熱
- のぼせ
- ほてり
- 急に顔が熱くなる
- 汗をかきやすい
微熱が続いてしまうのは、更年期障害のホットフラッシュと呼ばれる症状の一部である可能性があります。
これは自律神経が乱れることによって、血管の収縮や拡張がうまくコントロールできなくなってしまい急な熱感を感じてしまう症状のこと。
血管が拡張してしまうことで、体温が上がり微熱として感じられてしまうのですね。
では、微熱への対処法がどのようにすれば良いのでしょうか?
ここからは更年期障害における微熱への対策を紹介します。
微熱・ホットフラッシュの対策
微熱・ホットフラッシュの対策には以下のようなものがあります。
- 通気性の良い服を着る
- 室内を涼しく、休憩を取る
- 冷感シートで首筋などを冷やす
ひとつずつ解説していきます。
通気性の良い服を着る
微熱が続いてしまっている、あるいはホットフラッシュが起きているときは血管が拡張してしまっています。
血管の拡張により体温が上がっているので、通気性の良い服を着ることで体を冷やすことができます。
人によってはホットフラッシュで吐き気や気持ち悪さを覚えるケースもあるので、体温を下げる工夫が必要です。
室内を涼しくし、休憩を取る
室内を涼しくし、ゆっくりと休憩を取ることも大切です。
ホットフラッシュは数分間で終わることも多いので、ゆっくり休憩をとることで早めに症状を抑えることにつながりますよ。
冷感シートで首筋などを冷やす
冷感シートで首筋を冷やすのもおすすめです。
もしも、冷感シートがない場合には氷嚢やアイス枕などを使って冷やすのも良いでしょう。
根本的な対策にはなにが有効?
今まで紹介してきた対策法は残念ながら一時的な対策に過ぎません。
ホットフラッシュや微熱が起こってしまった直後では有効に働きますが、根本的な解決にはならず症状は再度起こってしまいます。
では、どのようなことをすれば根本的な対策になるのでしょうか?
更年期障害は女性ホルモンの低下によって、自律神経が乱れてしまう疾患です。
そのため、女性ホルモンや自律神経のバランスを整えることが重要。
当院では体の歪みやバランスを整えながら、更年期障害へのアプローチをしています。
病院では薬を処方され、なかば強制的に治療を行うため本当の意味での解決にはなりません。
できるだけ自然な形で治療をしたい方はぜひ、こちらをご覧ください。
まとめ
更年期障害による微熱は自律神経が乱れた結果、血管の拡張・収縮がうまくいかなくなったことによるものです。
本記事で紹介した対策法によって一時的には症状を和らげることができるでしょう。
しかし、根本的な対策をするためには自律神経だけでなく女性ホルモンのバランスも整える必要があります。
先述したように当院では更年期障害の治療を積極的に行っています。ぜひ、ご相談下さい。