膝の痛み

治りにくい膝痛の原因は偏平足かも?症状と対策を紹介

偏平足(扁平足)とは、足裏のアーチ(土踏まず)が低くなっている状態を指します。

偏平足になると、着地のときの衝撃をうまく吸収できなくなることから、膝痛に繋がることもあります。

膝痛の原因が膝ではなく足裏にあるかもしれないということですね。

今回は「偏平足が引き起こす症状」と「偏平足のケア方法」について紹介します。

偏平足とは

偏平足とは、足裏にあるべきアーチ(いわゆる「土踏まず」)が低くなったり消えてしまったりしている状態をいいます。

土踏まずには以下のような役割があります。

  • 立っているときに身体のバランスを保つ
  • 地面を蹴るときにバネの役割を果たす
  • 着地時の衝撃をやわらげる

立つ・歩く・走るという動作のときに、土踏まずが重要な役割を担っていることがわかりますね。

赤ちゃんのうちは誰でも偏平足で、成長につれて土踏まずのアーチが形作られていきます。

ただ中には土踏まずが作られないまま大人になる人も。8~10歳くらいの時点で土踏まずができていない場合には「先天性偏平足」の疑いがあります。

できていた土踏まずがなくなってしまうのは「成人期扁平足」です。主な原因には以下のようなものがあります。

  • 加齢
  • 筋力低下
  • 体重増加
  • 靴が合っていない
  • 長時間の立ち仕事
  • 過度のスポーツ
  • 足首の怪我

偏平足が引き起こす症状

一方、大人になってから土踏まずが消えたり低くなったりして偏平足を発症した場合には、以下のような症状が出ます。

  • 長時間立っていたり歩いたりすると足裏が痛い、だるい
  • 内くるぶしの下が腫れて痛む
  • 姿勢を保つのが難しい
  • つま先立ちが難しい
  • 膝痛
  • 腰痛

偏平足の症状は、足だけに出るとは限りません。

偏平足になると、身体のバランスを保つのが難しくなってしまい、姿勢が崩れます。姿勢の乱れが膝痛や腰痛にも繋がるのです。足裏の問題が、全身に影響するのですね。

偏平足のケア方法

代表的な偏平足のケア方法としては「タオルギャザー運動」があります。家でも簡単にできますので、やり方を説明しますね。

  1. 床にタオルを敷く
  2. 椅子に座り、タオルの端に足を乗せる
  3. かかとをタオルにつけたまま、つま先をあげる
  4. つま先もタオルにつけ、足の指でタオルを掴んでたぐり寄せる
  5. 繰り返す

「家の中では裸足で生活する」「足指じゃんけんなどで、できるだけ足の指を動かす」のもオススメです。

また土踏まずの低下が目立つ場合には、アーチを保ちサポートするための足底板(インソール)の使用も検討してみましょう。インソールは市販されていますし、整形外科や整骨院などでオーダーメイドのインソールをつくることも可能。

なお痛みがひどい場合、整形外科などでは外用薬や温熱療法が行われることもあります。

まとめ

偏平足は足裏の土踏まずが低くなったりなくなったりしている状態のこと。中年期以降に、加齢や筋力不足などが原因で偏平足になる人もよく見られます。

偏平足になると足裏のクッション機能が弱くなったり身体のバランスが崩れたりして、膝痛や腰痛に繋がる可能性があります。

予防法・改善法として有名なのは、タオルを使ったトレーニングです。また裸足で過ごしたり、足の指を意識的に動かすのも効果的。

土踏まずのアーチをサポートするためのインソールもあります。市販のインソールのほか、整骨院などでオーダーメイドでつくることも可能です。

「膝が痛い」「長時間歩いたら足裏がだるい」などの症状がある方は、一度足裏をチェックしてみてください。

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