ぎっくり腰のように急に腰を痛めてしまい動くことが困難になってしまう経験をした方も多いはず。自宅で発症すればまだ良いですが、職場や出先で発症してしまうと最悪の事態を招きかねません。
では急に腰に痛みがはしってしまった場合は一体どうすれば良いのでしょうか。
本記事では、腰痛で動くことが困難になってしまった時の対処方法をお伝えしていきたいと思います。
腰痛で動くことが困難な時に疑う疾患
動くことができないほどの腰痛になってしまった場合には以下のような疾患が考えられます。
- ぎっくり腰
- 椎間板ヘルニア
- 圧迫骨折
上記の中で最も多いのがぎっくり腰です。
ぎっくり腰は簡単に説明すれば「筋肉が急激に緊張状態に陥ってしまうこと」で発生することが多いです。程度は人それぞれで、中には日常生活を過ごすことが困難になるほどの痛みを伴う人もいます。
では、ぎっくり腰などの急激な腰の痛みになった時にはどのような対処方法を取れば良いのでしょうか?
おすすめ対処方法を3つ紹介
それでは、急激に腰が痛くなった場合の対処方法について解説をしていきます。
あくまでも応急処置的な意味合いを持つことをお忘れなく読み進めてください。
コルセットする
コルセットをお持ちの方はコルセットの装着をして下さい。
コルセットには腰の負担を軽減させてくれる効果があります。急激な腰の痛みなどの場合には自分の身体を支えることも困難となる場合があるためコルセットは重宝します。
コルセットはドラッグストアやスポーツショップやディスカウントショップなどで購入することができます。整体院や整骨院でも販売している場合もあります。
もし、コルセットもなく購入することも困難な場合は、ダンボールや雑誌を腰に入れることでも安定して負担が軽くなります。
横になって休憩する
痛みがあり動けない場合は無理に動く必要はありませんし、動くことで症状が悪化する危険性があるため横になり休憩をしましょう。
しかし、安静は皆さんが思っているほど有効な対処方法ではありません。
例えば、ぎっくり腰の場合、安静にすれば痛みがおさまるという保証はありません。
また自宅以外の場所で横になれない環境の場合もあります。そのような場合は別の方法を探す必要があります。
鎮痛薬を服用する
我慢出来ないほどの痛みの場合は鎮痛剤などの内服薬の力を借りることも一考です。
おおよそ1時間程度で痛みが軽くなり日常生活を過ごせる程度にまで回復することもあります。
しかし、鎮痛薬の鎮痛効果は人により様々で、中には全く効果が出ない方もいます。
また、鎮痛薬に効きが悪いからと決められた容量以上の摂取は絶対に辞めましょう。
まとめ
激しい腰の痛みが出てしまった時は焦らずその時の自分の状況を整理しましょう。
コルセットがあればコルセットを巻く。
横になれれば横になる。
出先の場合はタクシーや周囲の人間に頼って送ってもらうなど、冷静な行動を取るようにしましょう。