背中の痛み

背部の痛みはお腹を治療すると改善します

2月 20, 2020

背部の痛みがあるお客様

左背部痛の患者さんの状況

4日前から、左の肩甲骨下角あたりが痛くなり初めてだんだん痛みが強くなり、仕事をするのも少し困難になってきた状態で来院されました。少しアイシングをした後、検査を行いました。

検査をして判明した痛みの原因

左右回旋時、屈曲伸展時、ともに左背部の痛みがありました。しかし、右側屈時は痛みがなく左側屈時に痛みがありました。ここが1つのポイントになります。

右側屈時に左背部の痛みが増強すれば骨格の歪みが原因で痛みが出ていると判断します。逆に左側屈時で痛みが増強した場合は、腹部の筋肉や内臓に問題があると判断します。

今回の患者様の場合は、右側屈時に痛みがなく、左側屈時に痛みが増強したため、腹部の筋肉が原因であると考えられます。

痛みの原因の具体的解決方法

背中の痛みの原因が腹部のあると素人ではわかりにくいですが、的確な検査をすれば、すぐに分かります。おへその指3本分上、指1本分左を押して、痛みの出ていた動作をしてもらうと、痛みは消失しました。

患者様の背部に回り肩甲骨の位置を確認したところ、左肩がかなり上方に変位にしていました。

何とかうつぶせで治療することができたので、まず肩甲骨の位置を正常に戻すようにアプローチをし、身体の歪みの原因となっている筋肉をリリースしました。

施術前と施術後の写真です。

背部の痛みがあるお客様

あとは、自家製の道具を使って骨盤を整え、反応のあった腹部の筋肉をリリースして治療は終了です。患者様に立って頂き、痛みの出ていた動作をしてもらうと、8割ぐらい痛みは消失していました。

「何とか明日は仕事に行けると」とても喜んで帰られました。

施術後のセルフケア

通院指導としては、少し戻りが予想されるので2日後に、来院していただくようにしました。セルフケアとしては、反応のあった腹部に対してリリースのやり方を指導し、家で行やって頂くようにしました。

このように背部の痛みやつっぱり感などは、腹部との関係性が非常に大きいです。もし背中の痛みやつっぱり感を感じることが多い方はお腹のマッサージをすることをお勧めします。

それでも改善しない方は当院にご相談ください。

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