『最近、周りのひとから猫背を指摘される』
『猫背の具体的な原因ってなに?』
猫背は背中が丸くなり、うつむくような姿勢になるため、周囲の人からは自信がないネガティブな印象を与えます。
また猫背が慢性化することで、肩こりや頭痛、腰痛の原因にもなります。
猫背は、生活の中で徐々に変化していくため、自分ではなかなか気づきにくいことも厄介な特徴のひとつです。
では、猫背の原因は、どのようなものがあるのでしょうか?
今回は猫背の原因と、猫背改善のストレッチを紹介していきます。
猫背の原因について
猫背の原因は、生活習慣の乱れであることがほとんどです。
今回は、代表的な下記の4つのポイントについて解説していきます。
・日常生活の姿勢の乱れ
・長時間座り続ける習慣
・筋力が不足している
・筋肉が固く柔軟性がない
日常生活の姿勢の乱れ
日常生活で前屈みの姿勢が続くと、猫背になる要因となります。
例えば、デスクワークやスマホの操作をする時に、画面を覗きこみような姿勢になっていませんか?
そのような姿勢がクセづいてしまうと、前屈みの姿勢の方が楽に感じてしまい、より猫背を悪化させてしまいます。
長時間座り続ける習慣
デスクワークや長距離の運転などの仕事をされている方は、長時間座り続けてしまうことが多いため、猫背になりやすいです。
長時間座ることが多いと、腰の奥にある腸腰筋という筋肉が縮みこんでしまいます。
腸腰筋が縮みこむと、身体は前方に傾いてしまうため、背中は丸くなり、頭が前方に突き出してしまい猫背やストレートネックとなります。
筋力が不足している
正しい姿勢を維持するために必要な筋力が低下することも、猫背になる原因になります。
身体の姿勢を支えるためにはお腹や背中、腰などの体幹と呼ばれる部分が特に重要です。
普段から運動をする習慣のない方は、猫背の方が多い傾向にあります。
筋肉が固く柔軟性がない
運動不足により筋肉が固くなることも、猫背の原因のひとつになります。
身体の筋肉、特に上半身の筋肉が固くなり動きが悪くなっていると、胸を大きく開くことができなくなり、猫背になってしまいます。
仕事の合間にストレッチを取り入れよう!
猫背の改善には「猫背を予防する習慣」をつくることが重要です。
まずは仕事の合間に、ストレッチを取り入れてみましょう。
仕事の合間にストレッチを入れることで、長時間座り続けることを防止し、筋肉を動かすことで筋肉が固くなるのを防ぐことができます。
仕事の合間3分で出来る 猫背改善ストレッチ
仕事の合間3分で肩甲骨の動きを良くする「Y T W Lストレッチ」を紹介します。
肩甲骨の動きがよくなると、胸を大きく開くことができるようになり、猫背改善に効果的です。
1日1セット、コツコツ行っていくことで、猫背の改善に繋がるので、是非行ってみてください。
【Y T W Lストレッチ】
このストレッチは直立して行い、親指が後ろになるように実施します。
Yストレッチ:両手がYの字になるように腕を上げる(5回)
Tストレッチ:手のひらを上にして、両手を横に広げる(5回)
Wストレッチ:脇を軽く締め、両手がWの字になるように両腕を後ろに開く(5回)
Lストレッチ:脇を締め、両手がLの字になるように両腕を後ろに開く(5回)
ゆっくりで良いので、しっかりと肩甲骨を引き寄せることを意識して行ってください。
腰を反らずに、肩があがらないようにするのがポイントです。
まとめ
今回は猫背の具体的な原因について紹介しました。
猫背を改善するためには、原因となっている生活習慣を見直し、筋トレやストレッチなどのセルフケアや、治療院などの治療を継続的に行うことが大切です。
こつこつと継続していくことが大切なので、無理をせずに出来ることを少しずつ始めるようにしましょう。